The site is located on a corner, and there are traces of signboards
働くことと住むこと。
店舗デザインを主に空間デザインを考えてきた自分たちが提案できる住空間
それは働くことと住まうこと、
内部環境と外部環境、
リノベーションと建築
これまで分け隔て分離されてきた相対する要素を
隙間や塊を差し込むことで要素を飛び越え曖昧に柔らかく全体を取り込むように考えた。
場所は広島県の呉市。 坂道上に台形型で敷地がありそこも二段の高さに分かれているかなり特殊な敷地。 平家の建物を増築・改修することでFATHOMがこれまで培ってきた働く場所の環境づくりと内部と外部の境界のコントロール そこに住まうことを新たな要素に加え空間デザインを試みた。 RC造でレセプション半地下とリモートワークスペース 鉄骨造で新たな和空間の提案と素材を探せるプレイルーム、木造でLDKと水回り含めた体験し伝えるモデルルームというふうに各々の空間を現在の建築の手法を全て用い表現している。
住むことと働くことを同じ戦場で一つの空間として考えた時 心と身体のon /off に基づく空間のヒエラルキーを考慮した。 それはより住空間を細分化することとなり、その隙間に働くというリモートワークスペースを差し込むことを考えた。 木造の平家の連続に差し込まれたRC造の塊この場所がリモートワークスペースとなり中庭とLDKと寝室を繋ぐHUBとなっている。 ここで働くことで自然を感じながらリビングでのこともたちが過ごす風景も感じることができる。 家の中に公的なスペースを設け、そこを介してLDKと寝室を分離させることで出勤するように寝室からも別空間に出るという感覚を与え 程よい緊張感と働きやすさを感じれる空間づくりを目指している。 新たな住環境を体感してもらえたらと考える。