ABOUT

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店舗空間の建築・インテリアデザイン、クリエイティブディレクション、
設計および管理・その他

中本 尋之

Creative Director & Designer
中本 尋之
hiroyuki nakamoto

1978年 広島県呉市生まれ。
1997年 広島県立呉三津田高校卒業
2001年 広島工業大学環境デザイン学科卒業
2001年 地元呉の工務店の設計部門にて経験を積む
在籍時 H24年度 美しい街づくり賞 大賞
天仁庵
H25年度 美しい街づくり賞 奨励賞
GIMMICK / Grand Cru
2015年 FATHOM設立
2021年 FATHOM株式会社を設立
2022年 月刊誌 建築知識にて[物語を紡ぐ店舗デザイン]を連載



受賞歴 Designverse Awards 2023-2024 Nomination Prize
四国化成 空間デザインコンテスト2023 ゴールド
GOOD DESIGN AWARD 2023 受賞
日本空間デザイン賞 2022 shortlist (入賞)
日本空間デザイン賞 2022 longlist (入選)
Sky Design Awards 2020 shortlist
日本空間デザイン賞 2020 longlist (入選)
JID AWARD 2020 入選
令和4度 美しい街づくり賞 リノベーション奨励賞
令和元年度 美しい街づくり賞 リノベーション部門賞
H28年度 美しい街づくり賞 リノベーション部門賞


連載 連載 物語を紡ぐ店舗デザイン   建築知識(2022年8月号~2023年7月号)


書籍掲載 商店建築2016年03月号 (商店建築社)
商店建築2019年12月号 (商店建築社)
商店建築2020年07月号 (商店建築社)
商店建築2020年09月号 (商店建築社)
商店建築2020年11月号 (商店建築社)
商店建築2021年05月号 (商店建築社)
商店建築2022年09月号 (商店建築社)
商店建築2022年10月号 (商店建築社)

建築知識2022年2月号

Casa Brutus 2021年10月号

小さなホテル&ゲストハウスのデザイン (パイ インターナショナル)
話題のショップをつくる注目の空間デザイナー・建築家100人の仕事 (パイ インターナショナル)

ELLE DECO 2019年8月号 (ハースト婦人画報社)

フローリスト2020年11月号 (誠文堂新光社)

中国新聞 SELECT WAVE

タウン誌 くれえばん 2017年6月号 中本尋之さんの「中通り二丁目のデザイン」

2020 STORE BOOK (ドイツ)

architektur 2020 04 (ドイツ)

bob magazine No.207 (韓国)


WEB MEDIA architecturephoto
AXIS Web Magazine
designboom
AD Russia
FRAME
architektur
ESTETICA
archdaily
designverse
gooood
YINJISPACE
TECTURE

Creative Identity

元々、そこにある
建物を生かす。
街の中に溶け込み、
そして馴染むデザイン。

よりこの業界らしい言葉を選べば「躯体の良さを生かす」になるだろう。〝躯体〟とは、建物の構造を支える骨組み、骨格のこと。その「良さを生かす」ことに想いを寄せられるのは、今そこにある建物に手を加え、蘇らせるリノベーションならではの魅力とも言える。

例えば、まったく新しい空間ができたとして、その中にその建物の歴史を物語る古き良き面影が見え隠れしているとする。その断片は、古びたタイルかもしれないし、色褪せた鉄骨かもしれない。きっとそれらが、今と昔を繋ぐ、街に馴染むためのカギになっているはず。

街並みが丸ごと
ショーケースになる。
街を育てる文化発信の
バックアップをしたい。

呉駅前かられんがどおり商店街周辺までの呉中央地区。歩けば約15分のこのエリアで、手がけた店舗はアパレル、ヘアサロン、カフェなど約25店舗。生活の中心となるこのエリアで続々とお声がけいただけることはとても光栄なこと。
この街で空間デザインの仕事を続けて約20年。呉に点在するお客様×FATHOMの想いがひとつのショーケースとなり、また違うどこかの街へと繋がればこれもまた光栄なこと。街を丸ごとデザインする、それはきっと街に溶け込んで、街に愛されるということだと思う。

点と点が線になり、
線と線が面になる。
そうやって生まれる、
まちに宿る物語。

海沿いのまち、山あいのまち、商業のまち、工業のまち。ひとつひとつのまちに、それぞれの歴史と未来がある。
そこに建つ建築物に宿るこれまでの店主が守り続けてきた歴史を、継承しながら設計することで紡ぎ続けていきたい。
古いものを壊すのではなく、アップデートする。現代的なアプローチを試みながら。