INFORMATION

2021.02.10

[メディア掲載] デザインウェブマガジン「FRAME」に掲載されました。(créde hair’s inokuchi)

2021.01.29

[メディア掲載] 建築情報サイト「architecturephoto.net」に掲載されました。(color stand)

2020.12.01

color stand 広島祇園店 new open

 

カラー専門店はヘアーサロンの中でもカラーリングに特化し、白髪染めや生え際のリタッチなどが主なメニューとなる。
お客様は第一に安く、そして気軽にカラーの施術を求め、質はもちろん安さと早さが必要不可欠でありこれからのチェーン展開を視野に入れた一号店のお店となる。

 

これからチェーン展開する店舗という観点で考えた時に、設計自体もシステム的に機械化する必要があるのではないかと考えた。

どの土地でも馴染むようにしかしその場その場の個性も出していきたい。設計段階で工程はシンプルにしなければ限られた予算という課題はクリアできない。

たくさんの課題をクライアントとディレクターの三者で何度か協議を重ねる中、店名のカラースタンドの中にヒントは埋まっていた。

 

コンセプトは”ガソリンスタンドのようなカラー専門店”に決まった。

 

ガソリンスタンドの給油する機械のように、これらの機能をひとつにまとめ装置化する事でスペースは無駄なく最小化され、動線もよりシンプルにすることが可能になるのではないだろうか。

カラースタンド什器は空間内に三台斜めに振られ、等間隔に置かれた。その背面から信号機のように片持ちで楕円形のミラーが飛び出し、

そのミラーを中心にカラフルなサロンチェアが対称に配置される。

 

設計のプロセスにおいても通常の空間全体を立体的に機能を落とし込みデザインするのではなく、”点と景”の二つの視点で空間を切り分けて考えている。

 

“点”はここでは機能の事であり、全ての機能を一度細分化したのち集約し、スタンドの塊として捉え、それぞれの集約した作業を完遂する機械を作るように綿密に設計した。

“景”は空間のことであり、空間を解体する事であらわれた躯体を仕上として見せるように考えた。既存の躯体の個性を利用する事で、その場所にしか生まれない遊びを空間に設け、

それがコストカットとクリエィティブを両立させるように考えている。

これから店舗展開をしていくことで、

“景”である解体された空間はそれぞれの場所で躯体や仕様も異なりそこにしかない個性が生まれる、

逆に綿密に設計された”点”である多機能スタンドはどこの場所でも同じものを取り入れる。

“点”がスタンド什器として一様に生産され、”景”それぞれが解体される事で個性を持って生まれるという、通常の点と景の意味とは逆転の現象が起きる事となる。

 

これまでオーダーメイドのような手法でオーナーのこだわりを丁寧に体現してきた経験を踏まえて作るユニバーサルに展開できる空間デザインのシステム。

この手法でこれから様々な街に誰もが気軽に寄れるその場所にしかできないカラースタンドが生まれ増えていってくれることを願っている。

 

color stand 広島祗園店
広島県広島市安佐南区祇園1丁目14-7
TEL 082-249-9670
open 10:00~18:30
close Sunday

colorstand.jp

2020.10.28

[書籍掲載] 商店建築 2020年11月号 特集/ファサードに掲載されました。(MIYANISHI yakeyama)

2020.10.27

[メディア掲載] デザインウェブマガジンHOSPITARITY SNAPSHOTSに 掲載されました。(Ripi)

2020.10.23

JID AWARD 2020 インテリアスペース部門で 入選致しました。(Ripi)

2020.10.12

[書籍掲載]月刊誌 フローリスト 11月号 に掲載されました。

月刊誌 フローリスト 2020年11月号
<花屋さんのためのショップデザイン・アイデア>
にて、これまでの手がけた作品や空間デザインに対する思いなど4ページに渡り特集記事を組んで頂きました。

2020.10.10

[メディア掲載] デザインウェブマガジンdesignboomに 掲載されました。(FLORIST NAKAMURA)

2020.10.01

[メディア掲載] デザインウェブマガジンdesignboomに 掲載されました。(créde hair’s inokuchi)

2020.09.23

[メディア掲載] 建築情報サイト「architecturephoto.net」に掲載されました。(créde hair’s inokuchi)

2020.09.23

[メディア掲載] 建築情報サイト「architecturephoto.net」に掲載されました。(FLORIST NAKAMURA)

2020.09.23

[書籍掲載]月刊誌 フローリスト 10月号に 掲載されました。(botanico)

2020.08.27

[書籍掲載] 商店建築 2020年9月号 表紙 特集/オープンエアーな空間デザインに掲載されました。(FLOLIST NAKAMURA / 台湾料理 斑比))

2020.07.26

811 new open

商店街の裏通りに位置する軽自動車が一台入るガレージスペース。

令和二年初め、この場所で多国籍な串焼屋を営みたいと依頼を受けた。店主は地元の老舗焼鳥屋で修行する前は型枠工や解体業の経験もあり少しアウトローな若者。

呉の屋台のような賑わいのある空間にしたいと希望を受け、改めて街の屋台の事を考えた。一度入れば隣のお客さんと話しが盛り上がり時にはそのまま喧嘩になったり…独特の賑わいや心の隙が生まれるのはやはり今にも壊れそうな空間の儚さにあるのではないかと考えた。

暗く歩道もなく人通りもまばらなこの通りにおいて、屋台のような儚い建築はしっくりするほど当てはまるであろうと考えた。しかしそこに違和感がなければただの人気のない路地裏の屋台として風景に溶け込んでしまう。

そこで考えたのがデザインとDIYの融合である。
DIYは私達空間デザイナーにとっては対極に値するものであり、クライアントからその一言が出れば私達の出る幕は一気になくなってしまう。

ただ今回、大工工事は宮大工でもある店主の父親が担当してくれるとのことだ。それを聞けた時、今までにない空間ができるのではないだろうかと想像した。

一度デザインしたものをDIYの本場であるホームセンターで購入できる材料に落とし込み、大工の父と型枠工の経験もある料理人の息子が仲間に助けてもらいながら作り上げていく。

誰でも手に入れることのできるアクリルの波板やアルミ複合板、垂木で誰も真似できない空間を作り上げる。

DIYの荒さや低価格からくる安心感や素材の儚さと、

デザインされたこだわりのディティールやそこから生まれる緊張感。

相入れない二つの事象をひとつの空間に落とし込む事でそこには交わることのない二つの要素の隙間が生まれるではないだろうか。

その隙間に吸い寄せられるように様々な人々が自然と集まり賑わいが形成されていければと考える。

 

コロナウィルスによって様式も変わっていく途中の令和二年春。空間もそれにならって変化していかなければならなかった。狭い空間ながらテイクアウトと客席の比重を限りなく同数に近づけるべくファサードには立ち飲み+テイクアウトカウンターをメインで設けている。窓のすぐ下では店主が焼き鳥を焼く姿がのぞけることでテイクアウトと客席の両方にとってのしずる感として通りにガツンと主張できるように考えた。メニューボードはアルポリを角で突き合わせで貼り角面をマスキングテープ風塗装で仕上げた。躯体部分との隙間をエントランスとしグラフィックデザインを施したビニールカーテンで区切り客席へと繋がらせている。

 

811
広島県呉市中通3-8-11
TEL 0823-27-6177
open 17:30-26:00
close 不定休
@kure_811

2020.07.03

crede hairs inokuchi new open

若い家族層が多いベッドタウンになりつつある井口、その顧客層を獲得するためにファミリーVIPルームを作ってはどうかと提案した。
小さい子供を持つ世帯は髪を切りに行くとなれば、子供を預けないと難しかったりする。
キッズルーム併設の個室空間を作れば 子供を遊ばせて安心して施術してもらうことができるのではないだろうか?

だだこの手のVIPルームはプライバシー確保のために奥に作りがちなのだが、
長細い一直線の動線の中、奥まで歩くのは他のお客様の視線を集めてしまうことに繋がる事で、
逆にプライバシーの観点上あまりよろしくないと感じ、思い切って最前面に配置した。

お客様が店内に入った時に分かるようにした方がより良いという考えももちろんある。

ここで問題になるのは視認性である。
プライベート感が強いほど空間のプライバシーも高くなってしまい。せっかくの空間も誰の目にも触れる事なく廃れてしまう・・・・

キッズルームをファサード面に配置した事によって、中を見せたい時とそうでない時など様々な状況が産まれると感じた。

そこでフレキシブルに開口の高さが変えられるように亜鉛鉄板の折れ戸のスクリーンを取り付けた。

折る位置は4段階調節可能で上に上がるほど折れ面積は細く開口は大きくなる。

キッズルームを使う時はその子の目線に合わせて開口高さを決めることが可能となり、
過ごす人の気持ちによって外部との繋がりをコントロールできる事で
ファサードはその都度変容し、親御さんは安心と自分の為だけの空間という特別感を感じながら施術してもらう事ができる。

この折れ戸開口の変化は外部からもとても面白く見ることができ、前述の静的な視線に対する人工的なファサードの変容へと答えが繋がっていく。

ファサードの看板は以前の大きく赤い看板があった同じ位置に同じスケール感を保ちながらスケルトンフレームをつくり、

そのグリッド部分にアクリル内照ボックスとグリーンディスプレイを取り込んだ。

グリーンの日々の成長が均等なグリッドフレーム越しに見える事で、動的な視線に対する自然な経年変化によるファサードの変容へと繋がらせている。

アクリルボックスにはサークライン蛍光灯を嵌め込みロゴを円形の光るライン越しに象徴的に浮かび上がらせることに成功した。

エントランス右側は外部ベンチになっていて店内奥まで続く通路に沿って

待合ソファ→カウンセリングテーブル→レセプションカウンター→クローク→造作天井と段々畑のように様々な素材を組み合わせて作り上げた。

高さ方向に緩やかに機能の階段を作る事で、エントランスから続く水平的な通路に縦方向の力を与える事ができ、より通路がコンセプチャルに感じらレルように考えた。

カットブースは各壁面に二台と三台に分けて設け、躯体と空間全体で大きなアーチを形成させ、それを通路の両側に作る事で躯体を生かしながらシンプルなだけでなく解放的なブースとなっている。

カット台は間柱材で作る事で無機質な空間に少しの温もりをアクセントとし、お客様が読む本がディスプレイとしても映えるように縦おきできるように試みている。

ミラーは厚みをもたせて手鏡を収納できるようにする事で、より空間をコンパクトにソリッドに見せる事ができた。

細長い動線通路の空間コンセプトと店名にあるアクセント記号(アキュート)より派生したスラッシュのシンボルマークを壁面に取り付けて、

どの視線からもロゴが視認できる事でお客様や働く人にコンセプトが意識化に浸透していくように考えている。

カットブースを抜けると左側にはシャンプースペース、その隣にヘッドスパルームを設けている。
奥のスタッフルームの扉と壁をミラーにする事で通路の終わりを反射する風景に溶け込ませる事で永続性を表現している。

踏切という閉塞感のストレスを感じながらこの場所を行き交う人々にとって、この一本の直線から産まれるサロン空間が、地域に解き放たれた一筋の光のように感じらる事で、
この場所に風穴が開いて、新たなる風が吹いてくれたらと考える。

 

créde hair’s inokuchi
〒733-0842
広島県広島市西区井口四丁目2-35 1F
OPEN
9:30 ー 19:00 (平日)
9:00 ー 19:00 (土/日/祝)
CLOSE
月曜日・第1火曜日・第3日曜日

駐車場 : 4台

URL:
https://www.crede-group.com/shop/97