INFORMATION
2025.03.14
[publication] ELLE DECOR JAPAN no.189 『心地よい住宅をつくる建築家リスト』にFATHOMが紹介されました。


2025.03.13
[media] デザインウェブマガジン「World Architecture Community」に掲載されました。(qiyu)
2025.03.11
[media] デザインウェブマガジン「archdaily」に掲載されました。(1975)
2025.03.06
[media] デザインウェブマガジン「archdaily」に掲載されました。(qiyu)
2025.02.27
[media] デザインウェブマガジン「designboom」に掲載されました。(1975)
2025.02.23
new works qiyu
東京と広島の二拠点でモデル業とヘアスタイリストを営む夫婦が広島にヘアサロンを開業するプロジェクト
お互いが離れて暮らす中、一緒に過ごせるのはわずかな時間、家ではない店舗にも東京と広島を繋ぐ生活が空間に投影させることができないか考えた。
物件は広島市内の並木通りに面した小さな雑居ビルの5F。通りからも目立たない上にエレベーターを降りた共用空間も狭くなっている。当初は二人が持つポテンシャルから考えると少し物足りなくも感じた。そこでアプローチまではビルの設に寄り添いながら店舗の情報はあえてシャットアウトし、扉を開いた瞬間に2人が織りなす世界観が訪れた人に一瞬で伝わる空間を作ることができないか考えた。
カットスペース4台とシャンプーを2台13坪で取れる最大数確保し、エントランスドアの先に大きなレセプションカウンターを配置し浮遊させた。この場を東京から帰って来た際に奥さんがポップアップストアなど色々なことに挑戦できるようyuqi テーブルと名付けた。また狭い空間に椅子やカウンターなどボリュームのあるものを詰め込んだことからクロークはアクリルで作りその存在を透明化させ軽くみせるように試みた。
原状回復でスケルトンになった躯体に、H鋼を模して木で組んだH型木フレームを考案しH型の窪み部分に電気配線やコンセント・照明機器などインフラを内包させながら柱や梁として組み上げ空間内に巡らせた。
yuqi テーブルのカウンターはこのフレームに支えられ、ご主人のカットスペースでまで繋がり梁フレームからミラーが吊り下げられ、柱には面台やコンセントを付随させた。フレーム内をまるで血液のように電流が循環することで住む場所も職種も異なる2人が夫婦としてこの場で意識下で血が通うようにつながりを感じながら働いてくれたらと思う。
エントランスドアを開いた瞬間に飛び込んでくる風景は離れた場所で暮らす夫婦が繋がることができるひとときの時間、それは広島ではまだ珍しいライフスタイルが織りなす新たな事業であり、その時間が2人にとっても働きながらもより濃密に繋がることができる空間作りを目指した。東京と広島を夫婦が往来する中で働く空間にもハブを作ることで2人が織りなすライフスタイルは独自の文化となり広島で様々な形で派生し広がっていってくれたら街が面白くなるのではないかと考える。。
LOGO:大井健太郎(Listen)
PHOTO:足袋井竜也(足袋井写真事務所)
〒730-0029
広島県広島市中区三川町4ー17サンコウビル5F
OPEN
10:00 〜 20:00
CLOSE
Monday
TEL
070-9141-0667
2025.02.19
new works 1975
広島市中区のアーケード内のテナントビル3F。閉ざされた狭い螺旋階段から店内に入るアプローチの悪い物件をメンズサロン(男性専用美容院)に改修するプロジェクト。
視認性とアプローチの悪さを逆手にここに辿り着いた人だけが知ることができるファッション、アートやライフスタイルをお店が提案することで、また通いたくなる自分だけが知っている他人に教えたくない会員制のオンラインサロンのような空間ができないか考えた。
店名は1975、同名のイギリスのミュージシャンThe 1975が由来で私も過去にアルバムを聞いていたことがあり、音楽がクライアントとの共通のイメージソースとなった。
男性客はここと決めたら通い続けることからリピート率を高めることがメンズサロンを経営する上で大事な要素であり、また来たいと思わせるギミックが必要となる。
人知れない閉ざされた場所、男性がリピートするギミック、音楽が共通イメージ、これらの言葉から浮かび上がったのはレコードをディグする行為だった。
詰め込まれたレコードボックスから自分の琴線に触れるもの探し引きだす行為。サブスクが当たり前になった現在でもそのスタイルは生き続け、レコードを一枚一枚取り出し掘るたびにその世界に魅了されていく、
そんなストーリーを落とし込むことで、訪れる度に沼のようにハマっていくレコードショップのようなメンズサロンができればと考えた。
しかし大事なのは求める客層がレコードショップに足を運ぶDJや音楽に造詣の深い人々ではないということ。
系列店の顧客層から分析するとファッション、アートやビューティーに興味のある中性的な男性がメインとなる。
そこでレコードスリーブの連なりをスケールアウトさせ大きく透明なアクリル板34枚に見立て空間内にL型に自立させ配置することで透明感のあるアクリルでできたミニマルなレコードショップを表現している。透明な板の反復は狭く閉塞感のある空間に無限の広がりを与え、その間に様々な機能やストーリーを埋め込ませた。
情報がネットやSNSに在ることが当たり前な現代、立地の悪さを逆手に取りストーリーを埋め込ませ、自ら足を運び探して知識や体験を得るそんなインテリジェンスな男心をくすぐる体験と仕組みを作ることで訪れた人の記憶に色濃く残るようになり、新しい顧客を多く獲得するのではないかと思う。
LOGO:
久保章(guide)
BOOK SELECT:
清政光博(READAN DEAT)
STEEL:
村田進(KAMO CRAFT)
PHOTO:
足袋井竜也(足袋井写真事務所)
1975
〒730-0035
広島県広島市中区本通1番4号 セレッソ金座街3F
OPEN
11:00~21:00
CLOSE
Tuesday
TEL
082-530-5254
2025.01.29
[media] デザインウェブマガジン「PLOT」に掲載されました。(tutiru)
2024.11.09
[award]4 Future awards silver award
crede hairs inokuchi が 4 Future awards silver awardを受賞しました。
2024.11.08
[media] デザインウェブマガジン「designverse」に掲載されました。(T House)
2024.09.25
[media] デザインウェブマガジン「TECTURE MAG」に掲載されました。(T House)
2024.07.31
[media] デザインウェブマガジン「EVERDAY OBJECT」に掲載されました。(tutiru)
2024.07.25
[media] デザインウェブマガジン「I SEE STUDIO」に掲載されました。(T House)
2024.07.24
[media] デザインウェブマガジン「EVERDAY OBJECT」に掲載されました。(T House)
2024.07.23
[media] デザインウェブマガジン「archilovers」に掲載されました。(T House)